文化庁から助成金がおりました

 このコロナ禍における舞台芸術の悲惨な状況をどうにか救済しようと、文化庁が助成金を出してくれていたのですが、今まで助成金等は一切利用せずに自力で(稼いだお金で活動を回すこと)やってきた劇団バナナにはあまりピンとこない話でした。


 「助成金って書類がめんどくさそうー。」「どうせ法人化してないともらえないんでしょう?」と思っていたのですが、今回はじめて、そしてしかも3次募集の締め切り直前になって申し込むことにしたのでした。A -1が申請も簡単で20万円までもらえるのですが、Aー2だと150万円まで大丈夫のこと。このコロナ禍で、試してきたこと、これからどのように展開していきたいか考えると、20万では少し足りなさそうで、A -2で申請することにしました。ただ上限の150万円ではなく、身の丈にあった43万円で申請しました。全額カバーされるのではなくて4分の3ほどしか出ないので、いただけるのは34万円になります(つまり10万円くらいはちゃんと活動で稼がないといけない)。それでも、資料の英訳や衣装の制作を発注できたり、負担はかなり減らせるので、とてもありがたいです。


 今回、助成金を申請するにあたって日本演出者協会さんにお世話になりました。劇団バナナは自分の”好き”や”娘たちに贈りたいもの”として始めた活動で、どこの業界にも属している感じがしないし、演劇界の端くれにもいない、自由に浮遊しているという意識でしたが、今回”舞台芸術”や”演劇界”に少し綱の端っこを持ってもらったような、そんな気がしています。2012年からニューヨークで4年、日本で4年活動してきて、サイクルが4年とすると、今年は3回目の4年の最初の年に当たるのですが、このコロナがあったおかげで本当に色々と大改革をすることができたように思っています。これまで作品作りと”活動の軸”を掘り深めていたのですが、次の4年で、それらを土台に今後どのようにそれを世界展開していくか、どのようにもっと多くの人に届けられるようにできるか、じっくり考え、軽やかに行動していきたいと思います。




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