演劇の師匠と語らう

 劇団バナナkidsを立ち上げるにあたり、「是非、お話をききたいなぁ」と思ったのが私の演劇学校(United Peformer's Studio)時代の先生、柳田ありすでした。ありすは自宅のある神奈川県旧藤野町で、「ふじのキッズシアター」という子どもたちが演じる活動を始めてもうすぐ20年。以前にこの記事を読んだこともあり、創設の成り立ちなど詳しく聞いてみたいなぁと思い立ったわけです。


 メッセージしてすぐにお返事をいただき、1週間もしないうちに会えちゃうなんて何てラッキー!そして、3人育児のジャグリングで遠出できない私のために、わざわざ仙川まで来てくれました。「ほんのもり」でお弁当を食べながら色々と話を聞き、「ふじのキッズシアター」が最初は一人の女の子のために作られたということを知りました。学校に居場所がなかった子のために何か表現活動をできる場を、と考えたそうです。


 それにしても20年近くも続くなんて!ありすは「有機的な」という言葉をよく口にしました。20年も続いて、もう100人以上が関わっている団体。でも特に組織をカチッと構成しているわけではないそう。それぞれが持ち回りで、必要だと思ったことをやる。そして年一回の公演に対して、準備を重ねて行く。組織自体が命をもった生命体のようなイメージ。素敵だなぁと思いました。何かを始める時に、人材を確保して、お金を用意して、、、そういう取り組み方もあるかもしれないけれど、とりあえずやってみる、そして違うと思ったら止めたり、方向転換をしたり、そんな方法もあるのだと。劇団バナナも、これから作る劇団バナナkidsもそんな柔軟で、しなやかな動き方ができればと思います。その活動が社会や人々にとって必要なら続いていくだろうし、必要とされなかったら消えていくだろうと。


 私も、「生きている限り、全てが実験だ」とおもう節があって、ひらめいたらすぐさま行動に移したいし、心が動かないものに大しては1秒の時間も1ミリの労力も使いたくないと思っています。この想いは年を重ねるごとに強くなっていってます。(笑)


 「閃きは神様からのポストイットに書かれたメモ書き」だと常々思っていますが、そんなふとした閃きから大きなプロジェクトに発展していったものの一つが,

学生時代に作った「劇団虹」だったり、この「劇団バナナ」だったりします。


 ありすとは「いつか一緒に大きなプロジェクトを立ち上げたいね!」と話しています。私の夢の一つはワシントンDC時代にみたImagination StageというNPO。一つの建物の中に、プロが年4回くらい定期的に公演できる劇場があって、教室がたくさんあって、子どもたちが習える演劇やダンスや歌のクラスがある場所。青山の子どもの城跡あたりにどうかなぁなんて考えているのですが!笑

台湾公演の時の写真です


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