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GW「うたって、おどって、えんげきあそび」の成果!

 10連休終わりましたね!ホッとしてる方も、まだお休みの余韻から抜け出せない方もいるかと思います。我が家は翌日は次女の幼稚園の親子遠足というまさかのスパルタスケジュール。おまけに三女は発熱。てんやわんやの通常営業開始となりました💦


 このゴールデンウィークでの経験は劇団バナナにとっては、革命的なものでした。子ども達を対象にした初めての合計10時間の演劇ワークショップ。そして、その子達が本公演にエキストラ出演するというダブル挑戦‼️うーん、なんてスリリングな。 いつも「できるのか?できないのか?」エッジを歩くのが大好きなんですよね、私😝


ワークショップの白熱っぷりは先日facebookでお伝えした通り。ホームページの方にも後で報告ページを作りたいと思います。今日はゴールデンウィーク最終日のお話。


「ほんのもりのはるまつり」の3日目に「ブーの森〜謎解き編〜」の公演です。

開演時間前から集まる人人人‼️前回クリスマスイブに公演した時より多い印象。公演はおなじみのバナナダンスの練習から始まります。子ども達の食いつき用がすごくて、信仰宗教の集会のようになってしまいます😅衣装、メイクをしたキャストが「ほんのもり」から登場すると子ども達はやんや言いながらも集中力が舞台に向かいます。主人公のブーと英語のやりとりも。個人的に話しかけられると、恥ずかしそうにしながらも答えてくれる子どもたち。大人は遠巻きにニコニコ❤️


 いよいよエキストラの子ども達の出演するシーン。まずは可愛い四人組ちびフラーラがベテランもっちフラーラに引き連れられ登場しました。この時点でもう可愛らしさでお客さんの大半をメロメロにさせてしまいました😍そして100人以上の前で堂々と英語のセリフもいいました。ワークショップの発表ではなく、ストーリーの中に組み込まれている出演だったので、なかなかハードルは高かったと思いますが、役になりきって頑張りました✨


 そしてちびウィンディの登場。ベテラン(元劇団四季)の智さんウィンディもいますが、実は演出の都合で登場場所が違う😨自分たちで音楽のタイミングを聞いて入ってこなければいけません。お客さんはたくさんで通れる道を探さなくてはいけません。それでも役になりきり、前ステージへ。稽古場より狭く、倒していけないセットもある中で本当によく頑張りました‼️歌い踊り、フラーラ役のペアからちゃんとお花も奪って退場。


 この一見、簡単に見える「花を奪う」という行為、実は稽古中はなかなか難しかったのです。大切にしているものを取られたくないという子ども達の心理。かたく握って必死に守る子もいました。「でもこれはお芝居だから、とられないとお話がすすまないよ。」と言って五歳の子を説得にはいったのが小学四年生。私が伝えるまでもなく子ども同士で話し合い、解決してくれました。異年齢のクラスのこういう関わり方が素敵だなぁと思いました。

中盤は謎解きタイム。今回は緑ヶ丘バージョンに書きかえました。答えを探すために「みんなの森」まで足をのばした子どもたちも。その森に貴重なお花が咲いているということ、保全のためにみんなで協力しなければいけないことを少しでも子ども達に知ってもらえたらと思って作ったスペシャルクイズでした👓大盛り上がりでバナナの公演が終わった後は、お客さんはゆっくりお祭りを楽しんで行かれました💕





 今回の経験とおして「子ども✖️演劇」の相性の良さ、そこから学べる経験を、あらためて目の当たりにしましたので、劇団バナナkidsの設立を本格的に考え始めました。長女が小学校に入ってから、日本の学校がやはり今だに「協調性、礼儀、受け身の学び」を基軸としているなぁと感じることが多く、学校環境以外での学びや自由に表現できる場をもつことが大切だと思います。世界へ飛び立っていく子ども達ですので、未来づくりのために劇団バナナもその小さな一端を担えればと思います。


 そして稽古だけではつまらないので、劇団バナナkidsで作品を作ったら、近くの老人施設などにボランティア公演にいくのはどうかな?と思っています。また構想をまとめたらお伝えしますね。



草野七瀬(ななん)

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