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初の道東公演、大成功!

11月2日、3日は劇団バナナの札幌チーム初公演でした!そして、その初公演先は初めて訪れる北海道の東側、大空町。新キャスト3名は札幌市内の丘珠空港からプロペラ機に乗って女満別空港へ45分。代表草野は家族も乗せた車で一日前に出発し網走に前泊。しかも大嵐の日に半日かけて移動というなかなかハードな旅でした。


公演初日の午前は私は家族と網走監獄を訪れ観光(この監獄に収容されていた囚人たちが過酷な環境で道づくりをしてくれたので北海道の東側が開拓されたという歴史があります!)、その後会場入り。今回の会場の女満別図書館はレトロで洋風な雰囲気が可愛くて、女満別駅と直結しているんです。図書館に来た人?たら電車を待ってる人だったりして面白かったです。お庭も広々として可愛い。いつか天気がいい日に野外公演も楽しいだろうなぁと思いながら・・・。


すでに楽屋入りしていた3名と合流し、ささっと会場を下見→設営→リハ。そしていよいよ迎えた本番。毎回「どんな子に会えるんだろう?ちゃんと反応してくれるかな?」とドキドキでしたが(反応がないと話が進まないので)女満別の子どもたちも元気いっぱい!すごいなぁ、子どもはフランスでも台湾でも福岡でも変わらない。子どもたちってなんて魅力的なんだろう。私たちは本来子どもがもっている想像力のボタンを押すだけ。ぐいぐいお話の中に入り込んで、あっという間に当事者にw。そう、あなたが主役なんです。キャストたちと一緒に怒ったり、怖がったり、喜んだり。もう最高!


リハの時はお客さんなしでやっているので、お客さんあり公演が初めてだった新キャストたちは「想像の3倍しゃべった!」と子どもたちの反応にびっくりしつつも、バナナ流の演出や仕掛けを体で理解してくれた模様。これはなかなかリハだけでは教えられないから、場数を踏んでくしかないのです。でも新キャストは本当に素晴らしくて、自由な子どもたちによく対応してくれました。


二日目は女満別から車で30分ほどの東藻琴図書館へ。ここらへんの土地は丘陵地帯で、向かう途中で絵本の中のような美しい北海道の景色がたくさん見られました。1日目は多目的スペースが開場でしたが、二日目はまさに本棚に囲まれた会場。劇団バナナのお芝居は、まぁ言うなれば飛び出す絵本のようなものなので雰囲気もぴったりです。開演前から追いかけっこなどしてテンションマックスな子どもたち。そこにバナナとは、火に油を注ぐようなもの。本当に盛り上がり、後ろの方に座っていた大人びた小学校高学年男子も、最後はハートの女王と熾烈なバトルを繰り広げるという・・・。なかなかに元気な公演となりました。終演後は図書館で開かれていた古本市も見させてもらい、めいめいお気に入りの本を一冊20円というお得な価格で購入しほくほくした気分で帰りました。


北海道の新しい土地に行けて、子どもたちと楽しい時間を過ごせて、最高に素敵な二日間でした。よんでくださった職員の方には「劇団バナナを見つけてくださって、ありがとうございました!」と言いたいです。図書館での公演は一つの夢でしたので、感無量。


北海道の別の地域でも札幌メンバーとうかがいたいです。ぜひ呼んで下さい!



 
 
 

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